名馬の価値を客観的に裏付けるのが、日本最大の種馬場である社台スタリオンステーションにおける種付け料の推移です。キタサンブラックが辿った価格変動の軌跡は、生産界の評価が急上昇したプロセスを物語っています。
2018年の種牡馬入り当初、設定された種付け料は500万円(受胎確認後)。その後、初年度産駒がデビューする直前の2021年には300万円〜400万円まで一時的に落ち着きを見せていました。しかし、2022年に初年度産駒のイクイノックスが東スポ杯2歳Sを制し皐月賞・ダービーで連続2着、秋に天皇賞(秋)と有馬記念を連勝すると潮目が完全に変わります。
2023年には1000万円へと倍増し、2024年以降は2000万円の大台に到達。わずか数年で種付け料が4倍から5倍に跳ね上がる現象は、かつてのディープインパクトやロードカナロアに匹敵する歴史的な高騰ペースです。セレクトセールなどの競走馬市場でも産駒の落札価格は億単位が日常化しており、キタサンブラック産駒 評判は国内外のトップオーナーたちから絶対的なステータスとして認められています。