今回の取材で地元メディアが明かしてくれたのは、混雑をスマートに回避する裏ルートだ。新千歳空港や札幌中心部からの主要幹線道路は特定の時間帯に集中しやすい。しかし、一歩脇道へ逸れる道道(道県道)や、道東・道北へ抜ける迂回ルートを活用すれば、渋滞に巻き込まれることなく快適なドライブが約束される。観光バスの到着ピークとなる午後3時から4時を外し、昼過ぎの早めチェックインを狙うのも鉄則だ。
そうしたルートの先で出会えるのが、山奥や海岸線にひっそりと佇む無名の秘湯だ。川底から直接泡を上げて湧き出す天然の露天風呂や、原生林に囲まれた手つかずの湯舟は、日々の喧騒を完璧に忘れさせてくれる。極寒の空気の中で熱い湯に身を委ね、見上げる満天の星空は、まさに人生で一度は体験すべき至高の贅沢と言えるだろう。