ネット上の情報やSNSの投稿で頻繁に見受けられるのが、「机の高さと座面だけを合わせて満足してしまう」という失敗事例です。実は、座面以上に子どもの姿勢崩れを引き起こしているのが「足置きの奥行きと角度のズレ」です。
よくある誤解として、「足置きにつま先だけが触れていれば問題ない」という認識がありますが、これは完全な間違いです。つま先立ちのような接触状態では、アキレス腱やふくらはぎに無用な緊張が走り、骨盤が後傾して腰椎の自然なS字カーブが崩れてしまいます。「かかとからつま先まで足裏全体が完全に密着していること」が必須条件です。
さらに、座面の奥行きが深すぎることで膝裏が座面の前縁に強く当たり、血流障害(太もも裏の圧迫)を起こして無意識に浅座り(ずっこけ座り)になってしまう現象も多発しています。座面の前縁とふくらはぎの間には、指2本分(約2〜3cm)のゆとりを確保してください。