近年のスウェーデン代表において最もセンセーショナルなトピックは、世界的ストライカー2名による超強力ツートップの確立です。
プレミアリーグのニューカッスルで卓越したスピードとしなやかな技術を証明し続けるアレクサンデル・イサクの代表成績は、エースとしての風格を年々増しています。さらに、ポルトガルのスポルティングCPでゴールを量産し、欧州中のメガクラブが争奪戦を繰り広げる怪物ヴィクトル・ギョケレスのスウェーデン代表での爆発力は、代表チームの攻撃力を一気にワールドクラスへと引き上げました。
デンマーク出身の名手ヨン・ダール・トマソン監督が就任して以降、スウェーデン代表の監督戦術は劇的な進化を遂げています。従来の守備重視のスタイルから脱却し、高い位置からのインテンスなプレスと縦への圧倒的な推進力を重視するモダン・アタッキングフットボールを導入。ギョケレスが前線で相手DFを粉砕し、空いたスペースにイサクやデヤン・クルゼフスキが侵入する波状攻撃は、対戦相手にとって悪夢そのものです。
現地メディアやサポーターの間でも、「ここ十数年で最もエキサイティングな攻撃陣」「ズラタン・イブラヒモヴィッチ時代とは異なる組織的破壊力」と熱烈な支持が集まっており、ネーションズリーグでの大勝を契機にチーム全体の士気はかつてない高まりを見せています。