吹田キャンパスが単なる教育機関に留まらない最大の理由は、その研究インフラの密度と質にある。公式情報によれば、産業科学研究所・蛋白質研究所・核物理研究センター(吹田地区)・レーザー科学研究所・免疫学フロンティア研究センター(IFReC)など、世界水準の附置研究所・センターが集中している。
特にIFReC(免疫学フロンティア研究センター)は、2009年に世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)として採択されて以降、免疫学分野で国際的な存在感を示してきた。ここから生まれた研究成果はNatureやScienceなどトップジャーナルにも掲載されており、外国人研究者の比率が50%を超えるという国際色の強さも特徴だ。
留学生・国際交流という観点でも、吹田キャンパスは積極的な受け入れ体制を整えている。大阪大学全体での留学生数は約3,000人超(2024年度実績)で、そのうち大きな割合が吹田キャンパスの工学・医学系研究科に在籍する。英語で完結する大学院プログラムも複数設置されており、欧米・アジア・中東からの研究者・大学院生が日々研究棟に行き交う光景は、もはや当たり前の日常となっている。
宿泊施設については、大阪大学公式の案内ぺージで「吹田キャンパス近隣の宿泊施設一覧」が掲載されており、短期訪問の外国人研究者や参加者向けに宿泊先探しをサポートしている。