近藤正臣さんの「息子」がこれほど検索される背景には、若い頃の圧倒的なビジュアルの美しさがあります。1970年代のドラマ『柔道一直線』で演じた結城真吾役において、ピアノの鍵盤の上に飛び乗って足で『ねこふんじゃった』を演奏するシーンは伝説として語り継がれています。
憂いを帯びた涼しげな目元、完璧に整った鼻筋、長身痩躯のスタイリッシュな佇まいは、当時の若手俳優の中でも群を抜いていました。現代の若いネットユーザーが当時のアーカイブ写真を見た際、「この美貌を受け継いだ息子はどんなイケメンなのだろう」と検索行動を起こすのは自然な心理と言えます。
現在の近藤正臣さんは、1942年2月生まれで80代を迎え、白髪と豊かな髭をたくわえた渋み溢れる風貌へと円熟を遂げています。テレビの特番やインタビューで明かされている通り、拠点を岐阜県郡上八幡に構え、清流でのアユ釣りや木工、地元住民との温かい交流を楽しむ暮らしを送っています。盟友や妻に囲まれ、自然体で年齢を重ねる姿は、かつての美男子時代とはまた異なる男のダンディズムを体現しています。