ネット上のコミュニティで頻繁に交わされる疑問が、「海外製MODは日本語で遊べるのか」という問題と、SNSで定期的にトレンド入りするFFTリメイクMODの真相です。
結論から述べると、ファイナルファンタジータクティクスMOD日本語化の道は依然として平坦ではありません。海外製MODの多くは北米版(US版)のROMイメージを前提にバイナリ解析が行われており、日本語フォントを格納するテーブル構造や2バイト文字(シフトJIS形式)のポインタ管理が根本から異なります。そのため、海外の大型MODパッチを日本版ROMにそのまま適用しても、文字化けやフリーズが発生して起動すらしません。国内の有志によるテキストポインタの書き換え作業や、日本版をベースにした独自パッチの制作も散発的に行われていますが、海外の巨大プロジェクトを完全翻訳した統合パッチは極めて限定的です。
また、「公式がリメイクを出さないから作られた」と噂されるFFTリメイクMODという呼称は、メーカー公式の未発表プロジェクトではなく、前述の『The Lion War』やグラフィックを高精細化したテクスチャ置換MODを指す通称です。スクウェア・エニックスによる公式リマスターの発表が長年待望されるなか、コミュニティの切実な願望が「リメイクMOD」という拡大解釈を生み出したというのが実態調査で判明した真実です。