発売日の朝、SNS上には毎回のように「7時にセブンへ行ったのに1個も残っていなかった」「セブン一番くじ 買えない、本当に店舗へ納品されているのか」というファンの怨嗟の声が溢れかえります。この現象は決して被害妄想ではなく、コンビニという販売チャネルの構造的な制約によって現実に引き起こされています。
第一に、公式のセブン一番くじ 取扱店舗検索に掲載されている店舗であっても、全店が潤沢な在庫を抱えているわけではありません。一般的なコンビニ店舗が発注するのは基本的に「1タイトルにつき1ロット(まれに旗艦店で2ロット)」のみです。たった1つの段ボールセットが店頭に出た瞬間、開店待ちをしていた2〜3人のコレクターが「10回ずつ」引くだけで上位賞は枯渇し、仮に1人が「残りを全部買います」と申し出れば、その時点でその店舗の販売は完全に幕を閉じます。
第二に、取扱店舗検索サイトのデータ更新ラグが挙げられます。公式の店舗検索に反映されるのは「本部から出荷された実績」であり、「リアルタイムの店頭在庫」ではありません。深夜のうちに完売してしまった店舗であっても、システム上は「取扱店」として表示され続けるため、情報を信じて朝に巡回したファンが空振りし、結果として虚無感を味わうというミスマッチが日常化しているのです。