紀子さまのご活動を語る上で欠かせないのが、社会貢献団体における長年の精力的なご功績だ。特にお立場を引き継がれた結核予防会の総裁として、国内外の結核撲滅活動や予防啓発に深く関与されてきた。単なる名誉職にとどまらず、専門家の講義に熱心に耳を傾け、自ら資料を読み込まれる姿勢は関係者の間で広く知られている。
さらに、日本赤十字社の名誉副総裁としても、災害被災地への訪問や血液事業への支援活動など、現場に根ざしたご公務を継続して展開されている。夫である秋篠宮文仁親王殿下とともに、地域に密着した皇室の形を模索し続けて来られた。公務現場で見せられる細やかなお心遣いや、一人ひとりの参加者に優しく声をかけられるお姿は、国民との心の絆を確固たるものにしている。