カメラの前に立つ表現者と、レンズを覗き込むクリエイター。一見すると対照的なふたりだが、家庭内での役割分担や価値観の共有は驚くほどスムーズだという。関係者の証言によると、熊田氏は妻である多部未華子の表現活動に対して常に温かい眼差しを向け、多部もまた夫のアーティスティックな感性に全幅の信頼を寄せている。
多忙を極める日常のなかでも、ふたりが大切にしているのは「日常の何気ない会話」だ。休日には共通の趣味である芸術鑑賞を楽しんだり、静かなカフェで過ごしたりと、飾らない素顔で向き合う時間を欠かさない。互いの個性を消すことなく高め合える関係性こそが、彼女の演技にさらなる奥行きをもたらしているのは間違いない。