『ジョジョ』シリーズ最大の魅力の一つが、部ごとに主人公や舞台、ジャンル感が一新される点です。それに呼応するように、ロゴデザインも時代とテーマに合わせて劇的な変貌を遂げてきました。
【第1部〜第3部:クラシック&バトルアクションの黎明期】
第1部『ファントムブラッド』から第3部『スターダストクルセイダース』までは、重厚な石造りのレリーフを思わせる立体的なロゴが中心でした。力強いゴシック調のカタカナ「ジョジョ」に、クラシカルな欧文が重なる構図は、宿命の戦いを象徴する重厚感を演出しています。
【第4部〜第6部:ポップカルチャーとスタイリッシュの融合】
日常に潜むサスペンスを描いた第4部『ダイヤモンドは砕けない』では、ハートやピースマークを思わせるポップな意匠が導入されました。第5部『黄金の風』ではイタリアを舞台にしたファッショナブルで流麗な曲線美が際立ち、第6部『ストーンオーシャン』では蜘蛛の巣や蝶をモチーフにしたシャープで妖艶なラインへと進化します。
【第7部〜第9部:パラレルワールドとコンテンポラリーデザイン】
第7部『STEEL BALL RUN』では19世紀末のアメリカを想起させるウエスタン調のヴィンテージフォントを採用。第8部『ジョジョリオン』では記号的でミニマルな幾何学デザインへと舵を切りました。そして最新作となる第9部『The JOJOLands』では、ハワイの風土を感じさせるトロピカルな要素と、現代的なエッジの効いたタイポグラフィが見事な調和を見せています。