2016年の夏、つんく♂一家は大きな転機を迎えます。生活の拠点をアメリカ・ハワイ(オアフ島)へと移住させたのです。この決断の背景には、いくつかの明確な理由がありました。
第1に、日本国内での過熱する報道や世間の視線から離れ、病み上がりのつんく♂がストレスフリーで療養に専念できる気候と環境を求めたこと。第2に、子どもたちに英語圏でのグローバルな教育環境を与え、多様な価値観の中で育てたいという方針でした。
夫妻の間には、2008年4月に誕生した男女の双子(長男・長女)と、2011年3月に誕生した次女の3人の子どもがいます。2026年現在、双子は高校を卒業する年齢に達し、次女も思春期を迎えています。ハワイの温暖な気候と豊かな自然の中で、子どもたちは伸びやかに成長を遂げました。
異国の地での暮らしは、言語の壁や生活習慣の違いなど決して平坦なことばかりではありません。しかし、加奈子さんは現地のインターナショナルスクールやコミュニティに積極的に溶け込み、学校行事や送迎、家庭料理の支度を淡々とこなしてきました。夫が日本での仕事のために単身で一時帰国する際も、ハワイの家庭をしっかりと守り抜いています。