2人の出会いは2010年秋に遡ります。日本代表として南アフリカワールドカップでベスト16進出に大きく貢献し、フランスのグルノーブルでプレーしていた松井大輔と、数々のドラマやCMでトップ女優として多忙を極めていた加藤ローサ。接点のないように見えた2人を引き合わせたのは、共通の知人を介した食事の席でした。
当時、松井大輔は1981年5月生まれ、加藤ローサは1985年6月生まれで、松井大輔と妻の年齢差は4歳。初対面から互いに飾らない人柄に惹かれ合い、時差のあるヨーロッパと日本という遠距離恋愛でありながら、電話やオンラインでの対話を重ねて急速に距離を縮めていきました。加藤ローサは後に当時の心境について、手記やインタビューで「サッカーに対して真っ直ぐで、少年のようにピュアな姿に自然と惹かれていった」と語っています。
交際が本格化してからわずか半年後の2011年6月22日、加藤ローサの26歳の誕生日に2人は婚姻届を提出。同時に新しい命を授かっていることも発表され、トップアスリートと人気女優の電撃婚は列島を大きく沸かせました。シーズンオフを縫っての電撃入籍でしたが、異国の地で孤独に戦うフットボーラーにとって、彼女の存在はかけがえのない精神的支柱となっていました。