入浴後のもう一つの醍醐味が、施設内にある食事処で提供される奥三河のローカルグルメです。地産地消にこだわったメニュー構成は、遠方からの来訪者にも極めて好評を得ています。
看板メニューは、東栄町が誇るご当地グルメ「東栄チキン」を使った定食や唐揚げ。秘伝のタレに漬け込まれた国産若鶏は、噛むほどにジューシーな旨味が広がり、湯上がりの身体に染み渡ります。さらに、地元産そば粉を使った香り高いざるそばや、香ばしい味噌ダレが食欲をそそる焼きたての五平餅など、地域の素朴で力強い食文化を満喫することができます。
施設名にも冠されている「花祭り」は、鎌倉時代から700年以上伝承される国指定重要無形民俗文化財であり、毎年11月から3月にかけて町内各地区の神社で夜を徹して繰り広げられます。「テーホヘ、テホヘ」の掛け声とともに鬼や神々が舞い踊る神聖な祭礼の時期には、観光客が寒さを癒やす拠点として当館を利用する姿が定着しています。