ドラレコの解析によって特定された「山間部の側道」を中心に、京都府の警察部隊は捜索態勢を大幅に再編した。雑木林が広がる急斜面には捜索犬と金属探知機が投入され、ドローンによる赤外線熱源探知が夜を徹して行われている。現場は昼間でも薄暗く、足場の悪い難所が続く過酷な環境だ。
捜査本部には、ドラレコから抽出された日時と場所の整合性を裏付けるため、周辺を通行した他の車両のドライバーから提供された車載カメラ映像も次々と集約されている。パズルのピースを一つずつ埋めるように、現場一帯のタイムラインが緻密に再構築されており、捜査の手網は確実に狭まりつつある。