日本小児科学会などの専門機関が繰り返し注意を呼びかけているのが、赤ちゃんの睡眠環境における柔らかい敷物やビニール類の排除だ。ペットシーツを「おねしょ対策」としてベビーベッドや布団のシーツの下に敷きっぱなしにする行為は、乳幼児突然死症候群(SIDS)や就寝中の窒息リスクを高める要因になり得る。
裏面の防水ビニール素材は空気を通さない。寝返りを打った際にシートがめくれ上がって赤ちゃんの顔を覆ったり、うつぶせ寝の姿勢で鼻や口が塞がれたりした場合、自力で払いのけることができず重大な事故につながる。育児衛生を保つための工夫が、命に関わるリスクに転じては本末転倒だ。敷きっぱなしの寝具としての常用は絶対に避けなければならない。