田代の転落劇において、常に語られるのがかつての仲間たちとの関係だ。ラッツ&スターのリーダーである鈴木雅之は、長年にわたり苦渋の決断を迫られながらも、かつての友の迷走に心を痛め続けた。
また、お笑いの師であり最大の理解者でもあった志村けんさんは、度重なる裏切りに強い怒りを表明しつつも、心底では彼の才能を惜しみ、更生を願い続けていたという。志村さんが急逝した際、公の場に出ることが叶わなかった田代が抱いた悔恨と喪失感は計り知れない。恩人たちの想いと裏切りへの罪悪感は、彼の心に深く刻まれたまま残されている。