DAIGOの芸能界での歩みは、決して順風満帆なエスカレーターではなかった。若き日は「JESUS」などの名義でロック活動に没頭したものの、長い下積み時代を経験する。転機となったのは、ロックバンド「BREAKERZ」の結成と、祖父の存在を包み隠さずオープンにした自己演出だった。
日本テレビをはじめとするバラエティ番組に出演した際、独自の略語「DAI語」や「うぃっしゅ!」のポーズを披露し、瞬く間にお茶の間の人気者へと登りつめた。偉大な祖父を茶化すのではなく、敬意を払いながらもユーモアへと変える絶妙なスタンスは、世間の好感度を一気に引き上げた。
特筆すべきは、彼が単なる「七光りタレント」に甘んじなかった点だ。音楽活動へのストイックな情熱を持ち続けながら、冠番組や情報番組の司会、大型チャリティ特番での長距離マラソン完走など、誠実な人間性とタフなプロ意識で独自のポジションを不動のものにした。