日本市場に登場して以来、不動の人気を誇る二大巨頭が「抹茶 ティー ラテ」と「抹茶 クリーム フラペチーノ」だ。今や世界各国の店舗でも展開されるこれらのメニューだが、発祥の地である日本における洗練度は群を抜いている。緑茶・日本茶飲料がペットボトルなどで手軽に消費される時代にあって、スターバックスはあえて丁寧にスチームしたミルクや滑らかな氷と合わせることで、飲む体験そのものをエンターテインメントへと昇華させた。
ホットのラテがもたらすのは、キメ細やかなフォームミルクと茶葉が織りなす温かな充足感だ。一方で、氷の清涼感とホイップクリームのリッチな口当たりが交錯するフラペチーノは、世代を問わず愛されるデザートとしての完成度を誇る。どちらも単なる甘味飲料ではなく、お茶本来の心地よい渋みとコクが芯に据えられているからこそ、最後の一口まで飽きさせない。