ピーマンは野菜の中でもトップクラスのビタミンC含有量を誇ります。一般的な野菜のビタミンCは熱に弱い性質を持っていますが、ピーマンのビタミンCは組織がしっかりしているため加熱調理に強いという優れた特徴があります。
とはいえ、切り方や加熱の手順次第では大切な栄養素が流れ出てしまいます。ビタミンCを最大限に残すポイントは以下の3点です。
まず、切った後に水に晒さないこと。ビタミンCは水溶性のため、カットしたピーマンを水に浸けてしまうと切り口から栄養がどんどん溶け出してしまいます。汚れや種は「切る前の丸ごとの状態」で洗い流し、切った後はそのまま調理するのが鉄則です。
さらに、ピーマンに含まれるβ-カロテンやビタミンEは脂溶性のため、油を使って短時間で炒める調理法が吸収率を何倍にも高めます。繊維に沿って切ったピーマンをごま油やオリーブオイルでサッと加熱すれば、苦味を抑えつつ栄養を余すことなく摂取できます。