刈谷市体育館のメインアリーナに一歩足を踏み入れると、そこにはB.LEAGUE屈指の熱気を誇るシーホース三河の青い世界が広がっている。実業団時代からの伝統を受け継ぎ、日本バスケットボール界のトップレベルを走り続けてきたクラブの歴史が、このアリーナには色濃く刻まれている。
特に日本代表の主力として世界と戦う比江島慎選手をはじめ、数々の名選手がこのコートで劇的なブザービーターや華麗なドライブを披露してきた。ファンが奏でる青援(せいえん)と選手たちの躍動がシンクロする瞬間、アリーナ全体のボルテージは最高潮に達する。
コートと客席の距離が非常に近い設計となっているため、シューズが床を擦る音や選手同士の緊迫した声掛けまでダイレクトに響いてくる。テレビ画面越しでは味わえない迫力こそが、このアリーナ最大の醍醐味と言える。