日頃から子ども向けイラストを描く機会が多い保育士や保護者に取材を行うと、現場ならではのリアルな工夫と悩みが見えてきました。
都内の保育園で勤務する保育士(20代)は次のように証言します。「毎月の連絡帳や保育園ドキンちゃん壁面飾りの制作時、ドキンちゃんは子どもたちから真っ先にリクエストされます。画用紙を切り抜いて壁面飾りを作る際は、角の芯を少し太めに設計しないと飾っているうちに折れ曲がってしまうという現場あるあるがあります。また、色画用紙を使うときはオレンジに近い赤を選ぶと、室内の照明下でも明るく映えます」
また、3歳児を育てる父親(30代)からは「ノートの端にサッと描くドキンちゃんイラスト白黒の場合、目のハイライトを白抜きで残すだけで、モノクロペン一本でも圧倒的に可愛く見せられることに気づいた」という声がありました。カラーペンが手元にないシチュエーションでも、目の輝きと頬の斜線さえ書き足せば、子どものテンションは見違えるほど上がります。