現在の箱根観光において主流となりつつあるのが、小田急の「EMot」プラットフォーム等を利用したデジタル箱根フリーパスです。現地取材および旅行者の利用動向から見えたリアルな実態を検証します。
休日朝の新宿駅や小田原駅、箱根湯本駅の自動券売機・特急券窓口は、外国人観光客を含め長蛇の列ができることが日常茶飯事です。当日現地で紙の切符を購入しようとすると、乗車直前に20〜30分のタイムロスが発生するリスクがあります。
デジタル版であれば、出発当日の移動中や自宅からスマートフォンで購入でき、駅の改札やバス乗車時も画面を提示するだけでスムーズに通過できます。ただし、利用者の声からは「山間部でスマートフォンのバッテリー残量が切れると提示できなくなる」「アプリの画面立ち上げに手間取る」といった声も上がっています。モバイルバッテリーの携行は必須の自衛策と言えます。