現在のプレミア化は、中古車市場の需要と供給のバランスが完全に崩れたことによって加速している。2026年現在の相場データを検証すると、かつて数十万円で購入できたAT仕様のノーマル車でさえ、状態が良ければ150万円以上の値がつくケースが増加した。
とりわけ、純正5速マニュアル車や、信頼性の高いショップでマニュアルミッションへ換装されたコンプリート車両の買取価格は急高騰している。走行距離が少なく事故歴のない個体であれば、買取査定額が300万円を超える事例も珍しくない。海外バイヤーによる買い付け競売が活発化しているため、下取り価格の底上げが業界全体で起きているのだ。