トリオ芸人の宿命とも言えるのが、人気格差や休養に伴って囁かれる不仲説です。ネット上では「ゆめっちの長期離脱を機に2人で活動していくのではないか」「福田の個人仕事が増えすぎて解散するのではないか」といった3時のヒロイン解散説の真相を勘ぐる声が幾度となく浮上しました。
しかし、取材データや関係者の証言、そして彼女たち自身の行動を精査すると、そうした噂は事実無根であることが明白です。休養期間中、福田とかなではメディアに出演する際、常に「ゆめっちの戻ってくる場所を温めておく」と公言し続けました。トリオとしての冠番組や連載の枠を死守し、ゆめっちの復帰回では涙を流しながら抱き合って迎えたシーンは、多くの視聴者の胸を打ちました。
彼女たちを結びつけている原点は、2019年のTHE W優勝ネタであるミュージカル風コント「アハーン」に見られるような、3人全員が対等に光を放つ構成力です。ツッコミとネタ作りを担当する福田が舵を取りつつも、ゆめっちとかなでの華やかなボケを誰よりも愛し、活かそうとする信頼関係が存在します。休養やソロ活動の活発化は、トリオの解体を意味するものではなく、むしろ「いつでも帰れる母港」があるからこそ外へ漕ぎ出せるという、強固なパートナーシップの証拠でした。