赤羽トロ函が単なる安酒場にとどまらず、舌の肥えた呑兵衛たちを心酔させ続ける理由は、「魚河岸直結レベルの鮮度と豪快なボリューム」にあります。卓上に置かれた昔ながらの七輪で自ら炙る浜焼きスタイルは、五感を激しく刺激します。数ある品書きの中から、来店者の9割以上が注文するマストオーダーを厳選しました。
1. 名物!まぐろカマ焼き
トロ函の象徴とも言える看板料理です。七輪の焼き網を完全に覆い尽くすほどの巨大なマグロのカマが、税込800円〜1,000円前後の破格値で供されます。じっくりと炭火で脂を落としながら火を通すと、外側はパリッと香ばしく、中は上質なトロのようにジューシー。骨の周りに詰まった肉塊をほじくり出す作業そのものが、酒の肴として最高のエンターテインメントになります。
2. 蟹味噌甲羅焼き
リピート率No.1を争う鉄板メニュー。ズワイガニの甲羅に濃厚な蟹味噌とほぐし身がぎっしり詰まっており、七輪の上でグツグツと沸き立つ瞬間は圧巻です。スプーンですくってそのまま味わうのはもちろん、日本酒を数滴垂らして「甲羅酒」へとシフトさせる呑み方は全愛酒家の必修科目です。
3. 活ホタテ・白ハマグリの浜焼き盛り
肉厚な殻付きホタテと大ぶりの貝類を直火で焼き上げ、貝汁がブクブクと泡立ったところで醤油を一垂らし。立ち上る焦がし醤油の蒸気が鼻腔を直撃します。冷凍モノでは決して出せない、噛むほどに溢れ出す甘みと海の塩気が口いっぱいに広がります。
4. ぶっかけ寿司(こぼれ海鮮盛り)
細巻きの上に、まぐろのすき身、ウニ、イクラが雪崩のように盛り付けられた贅沢な締めの一品。器から溢れ落ちる圧倒的なビジュアルは写真映え抜群で、複数人でシェアしても十分な満足度を誇ります。
5. じゃがバター塩辛添え
海鮮焼きの合間に挟む名脇役。ホクホクに蒸し焼きにされたジャガイモに溶け出すバターのコクと、自家製イカの塩辛の塩味が絶妙に調和し、ハイボールやビールの消費スピードを加速させます。