アート制作と並ぶ藤野芸術の家のもうひとつの顔が、本格的な音響機材を備えた「音楽スタジオ」および多目的ホール「クリエイトホール」です。神奈川県内や都内の大学軽音楽サークル、吹奏楽団、合唱団、さらにはインディーズバンドのリハーサル合宿拠点として、年間を通じて予約争奪戦が繰り広げられています。
スタジオ内には、ドラムセット、ベースアンプ、ギターアンプ(Marshall、Roland JC-120等の定番機種)、PAシステム、そしてグランドピアノが整備されています。公営施設であるため、都内の民間のリハーサルスタジオと比較して1時間あたりのスタジオ利用料が極めてリーズナブルに抑えられているのが特徴です。
さらに、宿泊棟とスタジオが渡り廊下で直結しているため、「朝から夕方まで音合わせに没頭し、夜は大浴場で汗を流して仲間と音楽談議に花を咲かせる」という理想的な合宿環境が成立します。夜間の音出し可能時間(原則21時〜22時まで)には制限が設けられているものの、周囲が豊かな山林に囲まれているため、外部への騒音トラブルを過度に恐れることなく、伸び伸びと演奏に集中できる点がプロ・アマ問わず評価されています。