捻挫と骨折の見分け方|腫れ・圧痛・内出血で判断する決定的チェック法

捻挫と骨折の見分け方|腫れ・圧痛・内出血で判断する決定的チェック法

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医療現場で実際に活用されている臨床的な判断基準として、「Ottawa Ankle Rules(オタワの足関節ルール)」がある。カナダのオタワ大学が1992年に発表し、現在も世界中の救急医療で採用されているこのルールは、不必要なレントゲン撮影を減らしながら骨折を見逃さないための指針として確立されている。交通事故病院サーチの情報も、この基準の有用性を明記している。

オタワの足関節ルールの骨折疑いポイントは以下の通りだ:

  • 外くるぶし(外果)後縁の下方6cm以内に圧痛がある
  • 内くるぶし(内果)後縁の下方6cm以内に圧痛がある
  • 足の舟状骨(しゅうじょうこつ:足の甲の内側の骨)に圧痛がある
  • 第5中足骨基部(小指側の出っ張った骨)に圧痛がある
  • 受傷後すぐに4歩以上歩けない(患側に体重をかけられない)

これらのうち一つでも該当する場合、レントゲン撮影が強く推奨される。自宅でのセルフチェックとして、上記の骨の出っ張り部分を指で軽く押してみて、「そこだけに強い痛みがある」場合は骨折の可能性が高い。ただし強く押しすぎると損傷を悪化させるリスクがあるため、あくまで軽い圧力で確認すること。

足の甲の骨折と捻挫を見分けるポイント

足の甲(中足骨)の損傷は「足の甲の捻挫」と「中足骨骨折」の見分けが特に難しい部位だ。第5中足骨の基部(小指側の外側の骨の出っ張り)は、足首を内側にひねった際に靭帯に引っ張られて剥離骨折を起こしやすい「Jones骨折」や「剥離骨折」の好発部位である。この部分に限局した強い圧痛があれば、レントゲン確認が必須だ。また、足の甲全体に広がる鈍い痛みと、特定の一点に集中する鋭い痛みの違いも判断の手がかりとなる。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。