縮毛矯正後のヘアアイロンはいつから?傷む理由と美髪を守る正しい使い方

縮毛矯正後のヘアアイロンはいつから?傷む理由と美髪を守る正しい使い方

縮毛矯正後のヘアアイロンはいつから?傷む理由と美髪を守る正しい使い方について見逃せない 理由を分かりやすく解説いたします。

サロン帰りの綺麗なストレートを目の前にすると、「もうくせ毛は治ったのだから、翌朝からアイロンを使っても問題ないはずだ」と誤解してしまいがちです。しかし、髪の毛の内部では目に見えない極めてデリケートな化学変化が進行しています。

ヘアケアブランド「SALONIA(サロニア)」をはじめとする美容関連各社の公式アナウンスやサロン現場のプロたちが共通して警告しているのは、縮毛矯正の施術直後における髪の不安定さです。縮毛矯正は、1剤(アルカリ剤・還元剤)によって髪の主骨格である「シスチン結合」を切断し、ストレートアイロンで熱を加えながら物理的に伸ばした後、2剤(酸化剤)で再結合させるという極めて高度な化学処理を行います。しかし、サロンの施術台を離れた時点では、この酸化反応は100%完了していません。

施術後およそ24時間から48時間をかけて、空気中の酸素と触れ合うことで徐々に内部結合が完全硬化していきます。つまり、施術当日はもちろんのこと、施術の翌日にヘアアイロンを当てて過度な熱やプレス圧力を加えてしまうと、まだ完全に固定されていないシスチン結合が物理的な力によって歪み、ストレート構造そのものが変形してしまいます。これが「翌日にアイロンを通したら変な跡がついた」「毛先が不自然に折れ曲がって戻らなくなった」という失敗を引き起こす直接的な引き金です。

前髪の毛流れを作りたい場合や、毛先にニュアンスを出したい場合であっても、施術後丸2日間(最低でも24時間)はヘアアイロンやコテの使用を一切断ち、結び跡のつくヘアゴムや耳掛けも避けるのが、美髪を長持ちさせるための絶対条件となります。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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