計量スプーンは「体積(容積)」を測る器具であり、「重さ(質量)」を測る器具ではありません。水であれば大さじ1(15ml)は15gになりますが、砂糖は種類によって結晶の形状、隙間の空気量、含まれる水分量がまったく異なるため、同じスプーン1杯でも重さが大きく変動します。
主要な砂糖の種類ごとの重さと特性の違いを一覧にまとめました。
この砂糖大さじ1グラム一覧表が示す通り、同じ「大さじ1」ですくった場合、上白糖は9gなのに対し、グラニュー糖は12gです。結晶の角が立っていて流動性の高いグラニュー糖はスプーンの容積内に隙間なく詰まる一方、上白糖は水分を含んでいるため粒子同士がくっつき合い、目に見えない無数の空気層を抱え込みます。この物理的な「かさ密度(見掛け比重)」の差こそが、グラム数に約1.33倍もの開きを生む根本的なメカニズムです。