一生涯のパートナーとして迎えた後に「こんなはずではなかった」と後悔しないために、何よりも重視すべきはブリーダーの選定だ。良識ある優良ブリーダーには、明確な共通点が存在する。
第一に、犬舎の衛生管理が徹底されており、親犬の健康状態や飼育環境を惜しみなく見学させてくれること。第二に、単にサイズを小さくすることだけを誇示せず、遺伝子検査の実施状況や気性の安定性、欠点リスクまで包み隠さず説明する誠実さがあることだ。過密な出産ローテーションを組まず、母犬の生涯出産回数を厳格にコントロールしている繁殖者こそ、信頼に足るプロフェッショナルと言える。
見学時に「今日連れて帰れるなら値引きする」「絶対に大きくならない」といった安易なセールストークを口にする繁殖者からは、静かに距離を置く勇気が求められる。