童磨が操る血鬼術は、自らの血を凍らせて霧や氷の刃に変える「冷気・氷」の能力です。一対の鋭利な鉄扇を武器として振るい、舞を舞うような優雅な動作から致死性の冷気を放ちます。
この血鬼術の最も凶悪な点は、「鬼殺隊の全集中の呼吸を封じる」という点にあります。微細な氷の粒子(粉凍り)が大気中に散布されるため、それをわずかでも吸い込んだ剣士は肺胞が凍結・壊死し、呼吸を使うことすらできなくなります。
代表的な技の数々は以下の通りです。
- 粉凍り(こなごおり):扇を振るって周囲に微細な氷の粉末を散布し、吸い込んだ敵の内臓を瞬時に破壊する基本にして極悪な技。
- 蓮葉氷(はすばごおり):蓮の花を模した鋭い氷の刃を放ち、広範囲を切り裂く。
- 散り蓮華(ちりれんげ):扇の風に乗せて無数の細かな氷の花弁を乱れ撃ち、敵を蜂の巣にする。
- 枯園垂り(かれそのしづり):扇を素早く連続で振り、氷の斬撃を何重にも浴びせる近接防御兼攻撃技。
- 凍て曇(いてぐもり):広範囲を濃密な冷気の霧で覆い、視界を奪うとともに敵の眼球や皮膚を凍傷に陥れる。
- 結晶ノ御子(けっしょうのみこ):童磨自身の姿を模した小さな氷の人形を作り出す。人形は童磨本人と同等の威力の血鬼術を自律して放つことが可能。
- 霧氷・改菩薩(むひょう・かいぼさつ):童磨の最大大技。立ち込める冷気から巨大な氷の菩薩像を顕現させ、周囲一帯を瞬時に凍結させる圧倒的破壊力を誇る。