Q1:先端に残った最後の液滴は、息やスポイトで吹き出すべきですか?
A1:一般的なメスピペット(中間目盛り型や通常の出容量型)では、先端に残る微小な液滴は計算済みの設計となっているため、吹き出してはいけません。ビーカーの壁面にピペットの先端を軽く一度接触させて液滴を切るだけで十分です。ただし、器具に「吹出」や「Blow out」、二重のすりガラス線などの表記があるブローアウト型に限り、最後まで押し出して排出します。
Q2:共洗いは純水で濡れている時だけで良いですか?すでに乾いている場合は不要ですか?
A2:器具が完全に乾燥している場合であっても、内壁に微量の不純物が付着しているリスクや、ガラス表面の状態を溶液になじませる観点から、分析精度を極限まで高めるためには共洗いを行うことが推奨されます。
Q3:なぜピペットの管口を塞ぐ指は「親指」ではなく「人差し指」なのですか?
A3:親指は筋肉の構造上、指先の細かな圧力調整が難しく、微妙な液面の下降操作でブレが生じやすいためです。人差し指の腹を使うことで、微細な空気の流入を滑らかにコントロールでき、目標の目盛りにメニスカスをピタリと一致させやすくなります。