手相学および手の形態学において、小指の長短を測る普遍的なメルクマールとなるのが「薬指の第一関節(DIP関節)の位置」です。手のひらを正面に向け、指を自然に真っ直ぐ伸ばした状態で、小指の先端が薬指の最も指先側にある横じわ(第一関節の線)に対してどこまで届いているかを観察します。
一般的に、小指の先端が薬指の第一関節のラインにぴったり重なる状態を「標準の長さ」と定義します。これに対し、先端が第一関節のラインを明確に数ミリ以上超えている状態を「小指が長い」と判定します。定規で測る絶対的なミリ数ではなく、あくまで本人の薬指との相対的な対比によって導き出される点が重要なポイントです。
ごく稀に、第一関節を大きく超えて「薬指の第二関節と第一関節の中間付近」まで伸びているケースや、極めて珍しい事例として小指が薬指と同じ長さに達する手相を持つ人物も存在します。手相の臨床現場においてこうした極端な長さを持つ手相は人口の数パーセント未満とされる希少相であり、突出した自己主張力や独特の価値観を持つサインとして捉えられています。