食の安全や環境への配慮は、もはや一時的なブームではない。愛知県東部に位置する三河エリアでは、豊かな自然の恵みをダイレクトに感じられるオーガニックカフェが急増している。地元農家から毎朝届く無農薬野菜を使ったプレートランチは、開店と同時に完売することも珍しくない。
「生産者の顔が見える」という言葉は使い古されているが、ここではさらに踏み込み、シェフ自らが畑に入り、収穫したての食材をその日のメニューに反映させる。西尾市の抹茶を使った本格的なヴィーガンスイーツや、渥美半島のハーブを用いたオリジナルドリンクなど、地域のポテンシャルを最大限に引き出したメニューが並ぶ。都会の喧騒を離れ、心も体も満たされる贅沢がそこにある。