道の駅村田のもう一つの主役が、地元農家のプライドが詰まった農産物直売所です。棚には、朝一番に収穫されたキャベツ、大根、ホウレンソウ、トマトなどの旬野菜が並び、スーパーの店頭価格と比較しても2割から3割ほど割安かつ鮮度抜群の状態で販売されています。
特に年間を通じて最大の熱気を帯びるのが、例年6月上旬から7月上旬にかけて迎える「露地そら豆」の出荷最盛期です。この期間は、朝9時のオープン前から建物の前に長蛇の列ができ、大ぶりの莢(さや)が詰まった袋が瞬く間にカートへと吸い込まれていきます。正午を過ぎると生そら豆はほぼ完売となるケースが日常茶飯事であるため、生鮮品を目的に訪れる場合は「開場時間の午前9時到着」を目指すのが鉄則です。
通年で購入できるおすすめのお土産としては、日持ちのする加工品が充実しています。手軽につまめる「そら豆フリーズドライ」や、香ばしい風味が和洋問わず料理を引き立てる「そら豆ドレッシング」、上品な甘みの「そら豆まんじゅう」は、贈答用としても喜ばれる定番アイテムです。地元酒蔵の銘酒や味噌・醤油といった宮城の伝統調味料も手厚くラインナップされており、買い物カゴがあっという間に満杯になる光景が日常的に見られます。