NHK Eテレの幼児・子ども向け教育番組『ピタゴラスイッチ』のキラーコンテンツである「アルゴリズムこうしん」。規則的な動作の連動によって他者とぶつからずに前進するシステムを身体表現で伝えるこのコーナーに、新日本プロレスの主力選手たちが現れた瞬間、お茶の間の空気は一変しました。
画面に現れたのは、色とりどりのタイツやコスチュームに身を包んだヘビー級・ジュニアヘビー級のトップレスラーたち。画面を埋め尽くす分厚い胸板と丸太のような腕を持つ男たちが、いつもここからの2人の後ろに整然と整列する構図そのものが、すでに強烈な違和感と視覚的フックを生み出していました。
音楽が鳴り始めると、屈強なレスラーたちは一切のカメラ目線やアドリブを排し、規律正しく「しゃがむ」「手を横に広げる」「前ならえ」を正確無比にトレース。普段リングで見せる咆哮や挑発的なマイクアピールとは180度異なる「究極の真顔」でプログラムを完遂したことで、視聴者の腹筋を崩壊させ、瞬く間にSNSやネット掲示板を席巻する事態となりました。