バイクのすり抜け取り締まり基準と違法になる決定的な理由

バイクのすり抜け取り締まり基準と違法になる決定的な理由

バイクのすり抜け取り締まり基準と違法になる決定的な理由の要点や背景を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。

すり抜け行為がどのような道路交通法違反として検挙されるのか、違反点数や反則金の詳細を比較表でまとめました。何気ない運転操作が、重大な行政処分へと直結している実態が浮き彫りになります。

違反名・適用条文該当する主なすり抜け動作違反点数・反則金(二輪/原付)編集部の見解・取り締まり傾向割り込み等の禁止
(第32条)停止中や徐行中の車の側方を通過し、その前方へ割り込む1点
二輪:6,000円
原付:5,000円信号待ちの先頭車前に出る行為の典型的な検挙理由。白バイの現行犯検挙で頻出。追越しの方法違反
(第28条第1項)前走車の「左側」から車線を変えて追い抜く2点
二輪:7,000円
原付:6,000円追い越しは「右側」が原則。動いている車の左側を抜けると即座に対象となる。進路変更禁止違反
(第26条の2第3項)黄色実線(追越し禁止等)をはみ出してすり抜ける1点
二輪:6,000円
原付:5,000円タイヤや車体の一部が黄色線を跨いだ時点で成立。交差点手前で極めて多い。信号無視(赤色等)
(第7条)赤信号で停止線を越えて先頭に陣取る2点
二輪:7,000円
原付:6,000円停止線を数センチでも越えると「赤信号無視」扱い。歩行者保護の観点から厳罰化傾向。通行区分違反
(第17条第1項)路側帯(白の実線・破線外側)や歩道を走行して抜ける2点
二輪:7,000円
原付:6,000円左端の白線外側は軽車両用または歩行者用。バイクの走行は明確な違反。

表から分かる通り、ライダーが「車の間を真っ直ぐ抜けただけ」と認識していても、現場では「左側追い越し」「割り込み」「停止線違反」という重層的な違法性が問われます。1回のすり抜けで複数の違反要件を満たしてしまう点が、取り締まりの厳しさの根本にあります。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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