Q1:「足元を見る」と「足元をすくわれる」の違いは何ですか?
A1:「足元を見る」は、相手の弱みにつけこんで有利に立ち回る(搾取する)行為を指します。一方、「足元をすくわれる(慣用句としての正則は『足をすくわれる』)」は、相手の隙を突かれて思わぬ失敗をさせられたり、卑劣なやり方で失脚させられたりすることを指します。主客の視点と状況が異なるため混同に注意が必要です。
Q2:商談の相手に「足元を見ないでください」と直接言っても良いですか?
A2:ビジネスの対面交渉で直接使うのは避けるべきです。「足元を見る」という言葉には強い非難と不信感のニュアンスが含まれるため、交渉が決裂する決定打になりかねません。「提示いただいた条件は市場相場から乖離しており、弊社の採算基準を満たしません」など、客観的な数値やルールを理由にした表現に言い換えるのがプロの対応です。
Q3:一度足元を見られて低価格で受注してしまった場合、後から価格を戻すことはできますか?
A3:極めて困難ですが、手段はあります。単なる「値上げ要請」ではなく、原材料の高騰やサービス仕様の刷新、付加価値の追加といった「客観的な条件変更」を理由に再契約を提案するのが鉄則です。それでも相手が過去の低価格に固執する場合は、その案件からの撤退(契約終了)を視野に入れた交渉が必要になります。