厚手レジャーシートの導入にあたっては、通販サイトの宣伝文句を鵜呑みにすることで生じる「3つの落とし穴」に注意しなければなりません。
第1の誤解は、「すべての厚手シートは洗濯機で洗える」という思い込みです。実際には、厚手レジャーシート洗濯機丸洗いに対応しているのは、接着技術が進化した一部のウレタン圧着モデルに限られます。安価な三層構造シートをそのまま洗濯機に入れて脱水にかけると、内部のスポンジが千切れて偏ったり、裏面の防水フィルムが剥離してボロボロになる事故が多発しています。購入前には必ず「洗濯機対応(弱水流・ネット使用)」の明記があるか、あるいは「手洗い・濡れ雑巾での拭き取り推奨」なのかを確認しなければなりません。
第2の盲点は、収納サイズと携帯性のギャップです。厚みが8mmを超える極厚マットは抜群の座り心地を提供する反面、畳んでもヨガマット2本分ほどのボリュームになります。公共交通機関を利用して移動するピクニックでこれを持参すると、移動時の大きな負担となります。車移動が前提でない場合は、ショルダーストラップが標準装備された厚手レジャーシートコンパクト折りたたみ機構付きモデルを選ぶのが賢明です。
第3の盲点は、表生地の質感と季節の不一致です。秋冬向けの温かみがあるフランネル素材は、5月以降の強い日差しの下では熱がこもりやすく汗を吸って不快になることがあります。年間を通して使い倒すのであれば、通気性と撥水性を兼備した平織りオックスフォード生地が最も失敗しません。