店内に入ると、台の上に整然と並べられた弁当の山が目に飛び込んできます。みやざと弁当のメニューは、良い意味で飾り気がありません。全体を支配するのは食欲をそそる見事な「茶色」のグラデーションです。みやざと弁当のおすすめ筆頭である「カツ弁当」や「唐揚げ弁当」は、肉の厚みもさることながら、濃いめの特製タレがご飯にまで染み込んでおり、最後の一粒まで箸が止まらない設計になっています。
さらに見逃せないのが、沖縄の弁当屋ならではの風物詩である100円台で購入できるミニ沖縄そばの存在です。弁当の横に置かれたポットから熱々のスープを注いで持ち帰るスタイルで、濃厚なおかずの合間にすする出汁の効いたスープが最高のアクセントとして機能しています。
現在の物価水準から見ても、みやざと弁当の値段設定は突出しています。チェーン店の弁当が軒並み値上げを余儀なくされるなか、グラムあたりの単価で計算すると県内屈指のコストパフォーマンスを叩き出しています。