皇族方の多くが学習院大学を卒業されるなか、佳子さまが大学2年次の夏に中退を決断されたニュースは当時、大きな話題を呼びました。巷では様々な憶測が飛び交いましたが、その背景には「限られた学生時代に、より深く学びたい分野を追求したい」という明確なビジョンがありました。
当初進学された学習院大学文学部教育学科は教員養成や教育学を主眼とするカリキュラムでしたが、佳子さまが関心を寄せていたのは、心理学や舞台芸術、英語教育を包含する幅広いリベラルアーツ教育でした。また、高校卒業時点でICUの受験を検討されていたものの、当時は学習院への進学を選択された経緯もあり、学びへの情熱を諦めきれずに再挑戦を決意されたと伝えられています。
国際基督教大学(ICU、偏差値65〜67.5)は、日英両語による徹底した少人数対話型教育で知られます。入学後すぐに専攻を固定せず、文理を越えて学びを深められる環境こそが、自立した学びを求めていた佳子さまの教育ニーズに合致していたといえます。