指編みの構造を把握したら、実際に日常で使えるアイテム作りに挑戦してみましょう。初心者でも短時間で完成させられる代表的な3つのレシピを紹介します。
■ 指編みマフラーの簡単な作り方(4本指リリアン編み)
超極太毛糸を2〜3玉用意し、4本指リリアン編みで約130〜150cmの長さになるまで編み進めます。指の幅がそのまま編み幅(約12〜15cm)になるため、途中で目数を数えるストレスがありません。テレビを見ながら作業しても約60〜90分で首元を温めるロングマフラーが完成します。
■ 指編みシュシュの作り方(市販ヘアゴム連動型)
100均などで手に入る輪状のヘアゴムをベースにします。ヘアゴムの輪の中に指を通しながら、くさり編みまたは細編みの要領で毛糸のループを隙間なく編み包んでいきます。もこもこしたモールヤーンやファー毛糸を使うと、編み目の不揃いが完全に隠れ、市販品のようなリッチなシュシュが15分程度で出来上がります。
■ 指編みアクリルたわしの編み方
抗菌防臭のアクリル100%毛糸を使用し、4本指で約15段ほど四角く編み立てます。適度な厚みとループの凹凸が食器の油汚れや茶渋をしっかり絡め取ります。洗剤を使わずにシンクや鍋を洗えるエコアイテムとして、手芸初心者向けの実用ギフトとしても重宝されます。
なお、指編みは複雑な無料編み図を読み解く必要がほとんどありません。「何目編むか」という図面記号にとらわれず、実際の指の長さや仕上がりの実寸を体に当てて確認しながら直感的にサイズ調整できる点も大きなメリットです。