乳幼児を育てるファミリー層が最も後悔しやすいのが、チャイルドシートの配置と乗降動線のシミュレーション不足です。特に「チャイルドシートを2台設置する」ケースでは、日常のストレスに雲泥の差が生じます。
7人乗りの2列目にチャイルドシートを2台装着(ISOFIX固定など)した場合、2列目のスライド&タンブル機能が物理的に制限されます。その結果、3列目シートへ乗り込む通路が完全に遮断されてしまい、バックドア側からよじ登るか、チャイルドシートを一度外さなければ3列目を使えない事態に陥ります。「7人乗れると思って買ったのに、実質2列目までしか使えない」という不満は、この構造に起因する典型例です。
一方、6人乗りであれば、2列目の左右独立シートそれぞれにチャイルドシートを取り付けても、中央のウォークスルー通路が常に開放されています。雨の日でもスライドドアから乗り込み、車内で子どもをチャイルドシートへ乗せた後、濡れずにそのまま運転席や3列目へ移動できます。ジュニアシート期を含めた子育て期間の利便性においては、6人乗りが圧倒的なアドバンテージを誇ります。