好調に見える合格率の裏側で、在学生にかかる負荷は並大抵ではありません。国際医療福祉大学医学部英語授業の実態を取材すると、医学部1・2年次に開講される基礎医学や講義科目の大半が外国人教員およびバイリンガル教員による英語で展開されます。さらに1学年約140名のうち、ベトナムやミャンマー、モンゴルなど東南アジアを中心とした留学生が約20名在籍。少人数制グループディスカッションでは日常的に英語での活発な討議が義務付けられます。
「自力で英語の医学論文をスラスラ読めるようになる環境は素晴らしい反面、英語が苦手なまま推薦等で入ると1年目のメンタル崩壊リスクは極めて高い。単語を覚えるだけでなく、専門用語の概念を英語で即座に議論する毎日は、想像以上の体力を奪われます」(現役医学部生の告白資料より)
また、国際医療福祉大学成田保健医療学部口コミでも、同学部や看護学部の合同チーム医療演習の質の高さが賞賛される一方、定期試験のシビアさと進級判定の厳格化に苦心する声が目立ちます。新設校ゆえに「国家試験合格率を落とせない」という大学側の強い意向が、緻密な習熟度チェックテストという形で学生に跳ね返っているのが現場の偽らざるリアリティです。