観光情報誌にはあまり掲載されないものの、地元住民が足繁く通う大衆食堂にこそ、小田原の食文化のリアルが息づいています。鴨宮や栢山、酒匂川流域の幹線道路沿いには、敷地内に無料駐車場を完備した定食屋が複数営業しています。
こうした地域密着型の大衆食堂では、相模湾のアジやサバを使った魚料理はもちろん、厚切りロースカツやボリューム満点の豚生姜焼き定食、小田原かまぼこを取り入れた小鉢などが1,000円前後の価格で提供されています。派手な盛り付けや演出はないものの、自家製の米と丁寧に取られた出汁の味噌汁が胃袋を満たしてくれます。
休日に車で箱根や伊豆方面へ向かうドライバーにとっても、混雑する観光エリアを避けてこうした穴場のロードサイド食堂を利用することは、時間とコストを大幅に節約する賢い選択肢となります。