Whereの発音完全攻略!カタカナ「ウェア」との違いと聞き分けの極意

Whereの発音完全攻略!カタカナ「ウェア」との違いと聞き分けの極意

Whereの発音完全攻略!カタカナ「ウェア」との違いと聞き分けの極意の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

単語単体としてのwhereを覚えただけでは、実際の映画や英会話、TOEIC等のリスニングで高得点を取ることは困難です。現場の日本人学習者が「聞き取れない」と訴える主因は、文中で引き起こされる激しいリンキング(連音)とリダクション(脱落)にあります。

実際の会話音声では、whereの直後に助動詞や代名詞が続くことで、以下のような音声変化が日常的に発生しています。

① Where are you? → 「ウェアラユ」または「ウェラユ」
アメリカ英語ではwhereの末尾のRとareの母音が結合し、イギリス英語でも母音同士をつなぐ「リンキングR」が発動するため、「ウェア・アー・ユー」ではなく「ウェアラユ」と1単語のように発音されます。

② Where is it? → 「ウェアリズィット」
whereの/r/とisの/ɪ/が連結し、さらにisの末尾/z/とitの/ɪ/が結合するため、カタカナの断絶感は完全に消失します。

③ Where did you go? → 「ウェルジュゴウ」または「ウェアディジュー」
did youの同化(/d/+/j/ → /dʒ/)に加え、didの母音すら極限まで脱落すると、whereとdidが一瞬で圧縮されて「ウェルジュ」という極小の音塊になります。

こうした音声変化のパターンを脳内にストックしていない学習者は、「whereという単語がそもそも発話されていない」と錯覚してしまいます。耳で単語を個別に拾おうとするのではなく、塊(チャンク)としての音変化をリスニング教材やネイティブ音声で反復知覚することが不可欠です。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。