いーあるふぁんくらぶなぜ愛され続ける?歌詞の真相と元ネタを徹底解明

いーあるふぁんくらぶなぜ愛され続ける?歌詞の真相と元ネタを徹底解明

いーあるふぁんくらぶなぜ愛され続ける?歌詞の真相と元ネタを徹底解明について見逃せない 注意点を分かりやすく解説いたします。

本作の社会現象化を決定づけた要因として、二次創作シーンの熱量を語らないわけにはいきません。その口火を切ったのが、人気ダンサー・めろちん氏によるダンス振付(踊ってみた)でした。カンフーや太極拳のアクションをキュートに取り入れた間奏の振り付けは、踊り手だけでなくオフ会や学校の文化祭、運動会などでも模倣され、ネットの外へと飛び出す原動力となりました。

さらに歌ってみたの領域においても、歌い手コンビの定番レパートリーとして定着。96猫とvip店長によるコミカルな掛け合いバージョンや、天月-あまつき-、浦島坂田船らによるカバーなど、現在のおすすめ動画としても必ず名が挙がる名演が次々と誕生しました。演者のアドリブを挟みやすい楽曲構成が、クリエイターたちの創作意欲を刺激したのです。

メディアミックスの展開も目覚ましく、2014年には御門智氏の執筆により小説版『いーあるふぁんくらぶ』が刊行されました。小説版のあらすじでは、高校生の主人公たちがそれぞれの夢や推しへの想いを胸に中国語検定合格を目指す青春群像劇が描かれ、楽曲の行間にあったキャラクターたちの感情や生活感が瑞々しく肉付けされました。音楽、ダンス、歌唱、文芸という多層的な展開が、作品の寿命を決定づけたと言えます。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。