大規模な公演がない平日の館内を観察すると、ホールとは異なる穏やかな日常の風景が広がっています。エントランスロビーに直結した「久居図書コーナー」と併設カフェは、近隣住民のサードプレイスとして高く評価されています。
図書コーナーは津市図書館のネットワークと連携しており、予約資料の受取や返却はもちろん、最新の雑誌・新刊書籍が開放的な吹き抜け空間に並びます。「自習室のような堅苦しさがなく、ガラス張りの窓から差し込む外光の中で読書ができる」「育児中の息抜きに絵本を読み聞かせられるカーペットエリアが清潔」といったファミリー層・シニア層からの口コミが目立ちます。
また、館内併設のカフェでは、地場食材を取り入れたランチメニューやスペシャリティコーヒーが提供されており、催事の幕間や練習の合間の休憩スポットとして機能しています。一般的な公共施設の食堂にありがちな無機質さは排され、木目を基調とした北欧調のインテリアが落ち着いた滞在時間を演出しています。一方で、「休日の昼時は座席数が限られ、すぐに満席になってしまう」「持ち込み飲食が可能なフリースペースとの境界が初見では分かりにくい」といった利用者の戸惑いの声も聞かれ、混雑時の利用には事前の時間調整が推奨されます。