大井西中学校の教室内では、1人1台端末を活用した協働学習が完全に日常の風景として定着している。黒板とノートを使う従来型の一斉指導にとどまらず、生徒同士が端末上で意見を瞬時に共有し、プレゼンテーションを行う授業構成が日常的に展開されている。このダイナミックな授業設計を後押しするのが、ふじみ野市教育委員会による手厚いICT環境整備と教員研修のバックアップだ。
数学や英語などの主要教科では習熟度に応じた個別最適な学びを取り入れ、つまずきを放置しない指導体制が敷かれている。教科担任と学年団が密に連携し、生徒の理解度データを分析しながら授業改善を重ねるアプローチは、学力向上だけでなく学習意欲そのものを引き出す原動力となっている。